妊娠中には色々な体のトラブルが起きるものですが、妊娠における一連のトラブルを「
マイナートラブル」と呼びます。
今回は
マイナートラブルとはどういうものかを解説します。
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マイナートラブルとは
マイナートラブルとは、直訳すると「小さな問題」となりますが、意味としては妊娠中に女性の体に起きる色々なトラブルを表すものです。
女性にとっては「全然小さな問題じゃないよ!」と思うかもしれませんが、「母子に大きな危険が及ぶわけではない」という意味から、こう呼ばれています。
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マイナートラブルに分類される不調
妊娠中の
マイナートラブルとされる体の不調には、主に以下のようなものが挙げられます。
・つわり
・頭痛
・虫歯
・胃痛
・妊娠線
・むくみ
・静脈瘤
・風邪
・痔
・花粉症
最もメジャーなのは「つわり」ではないでしょうか。
つわりは、ホルモンバランスの急激な変化によって起きると言われていて、どの程度の症状になるかは人によってさまざまです。
中には入院が必要なほど重い症状となる人もいますが、つわりが原因で母子に重篤な危険が及ぶことは少ないです。
また、妊娠中は免疫力が下がりますので風邪を引きやすくなったり、虫歯菌が口の中で増えやすくなる可能性もあります。
普段から摂生に努めれば回避できる可能性が高いですので、気を付けていきましょう。
▼まとめ
妊娠中は出産に対する不安や
産後の準備など、心身ともに負担が大きくなりますよね。
今回ご紹介した
マイナートラブルは、不安感や疲れから出てくるものでもあります。
ぜひ妊娠中はできるだけ体をいたわって、元気な赤ちゃんを産むことに集中しましょう。