室内でもできるちょっとオシャレな体操というと、ヨガ、そして
ピラティスが思い浮かびます。
流行が始まった時期は異なるものの、どちらも同じようなものだと思っている人が多いのではないでしょうか?
今回は
ピラティスとは一体どういうものなのか、ヨガとの違いなども詳しくご紹介します。
▼
ピラティスとは「リハビリ体操」のこと
ピラティスの歴史は比較的浅く、確立されたのは第一次世界大戦の頃だと言われています。
できてからまだ100年程度しか経っていないというわけですね。
ピラティスは、ドイツ人の従軍看護師であるジョセフ・ヒューベルトゥス・
ピラティスという人が、兵士のリハビリに良い体操として開発したものです。
激しい運動を伴わない体操でありながら、体の奥深くの筋肉、いわゆるインナーマッスルを鍛える効果があるとして、2000年頃から若い女性を中心に世界中で流行が始まりました。
■ヨガとの違いは?
ヨガは、古代インドから伝わる宗教的な動きを継承したものです。
精神面(チャクラ)を鍛えることを目的としていますが、同時に筋力も鍛えられるということで、こちらも若い女性を中心に人気があります。
ヨガと
ピラティスがどう違うかですが、
ピラティスとは「リハビリ」「体幹を鍛える」ことを目的として始まったものであるのに対し、ヨガは「精神を鍛える」ことが本来の目的です。
それぞれの目的は異なりますが、肉体と精神は密接につながっています。
結果的に両者とも、心身が同時に鍛えられるのは間違いないでしょう。
▼まとめ
ピラティスもヨガも、心身を鍛えたい方にはもってこいの体操です。
最近心や体が疲れてしまっているという方は、
ピラティスやヨガを行いながら、体の声をゆっくり聴いてみてはいかがでしょうか。